会話中に音響やルーム(残響)のエコーに直面することがあります。Krispはその両方のエコー除去に対応します。
エコーの種類についての詳細はこちらの記事を確認してください。
音響エコーキャンセル
次のような場合にこの問題が発生することがあります。
- コンピューターの内蔵スピーカーや外部スピーカーを使用している
- コンピューターが高負荷の状態となり音声を迅速に処理するために十分なパフォーマンスが出せなく、待ち時間が長くなっている
一部のアプリケーションには独自のエコーキャンセルの仕組みが備わっていますが、Krispを導入している場合にはエコーを十分に処理することができないことがあります。
Krispはこれらの問題を解決するためにデフォルトで音響エコーキャンセルを実行します。これはKrispの組み込み機能であるため停止することはできません。この機能を利用するためには、会議アプリにてKrispマイクとKrispスピーカーの両方を選択してください。
ルームエコーキャンセル
Krispはルームエコーの問題を解決するためにデフォルトでルームエコーキャンセルを実行します。これはKrispの組み込み機能であるため停止することはできません。Krispは自動的に実行するため、通話や会議中にルームエコーを気にする必要はありません。